Plamo98 1.4.5 のサウンドデバイス
Plamo98 1.4.5(CDは技術評論社の「PostgreSQL完全入門ガイド 改訂版」(通常シーラカンス本第二版)に付属)では drivers/sound/.objects ファイルが抜けているため、サウンドデバイスが正しくコンパイルできないという問題が発生しています。drivers/sound/.objects ファイルはこちらに用意してましたので、必要な方はダウンロードして /usr/src/linux/sound/drivers/.objects に置いてください。
セキュリティアップデート
ChangeLog などでセキュリティ問題を整理してもらえたので、libc5 ベース 1.4.x のシリーズ用のバイナリをまとめて作成しました。これらの問題は、現在開発中の2.0βではあらかじめ対応しています。1.4.x用に用意したバイナリはこちらにあります。
以下、それぞれの内容を紹介します。
YPまわりのアップデート(99/11/29)
YP まわりは lib5 だとイマイチな気がしますし、手元では NIS/YP は使っていないので動作確認はしていない(^^;)のですが、とりあえず YP 回りも最新版を用意しました。それぞれyp-tools-2.3、ypbind-3.3、 ypserv-1.3.9になっています。
NFSサーバのセキュリティアップデート(99/11/29)
NFSサーバの最新版 NFS-server-2.2beta47を用意しました。ただし、インターネットに接続しているマシンでは NFS サーバも含めて、不要なサーバはできるだけ起動しないようにしましょう。
wu-ftpdのセキュリティアップデート(99/11/29)
ちょっと古い話で、ML の方では既に過去の話題になっていますが、見つかっているセキュリティホールに対応した最新版の wu-ftpd-2.6.0 の 1.4.x 用のバイナリを作成しました。
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bind-8.2 のセキュリティホールについて(99/11/28)
bind-8 のシリーズで新たに見付かったセキュリティホールの対策を施した新しいバージョン(8.2.2-P5)が公開されました。Plamo-1.4.x では、デフォルトでは bind-4 のシリーズをインストールしますが、bind-8 のシリーズをお使いの方は、こちらに用意した新しいバージョンをお使いください。
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dump/restoreのセキュリティホールについて(99/11/29)
Plamo 1.4.x シリーズには含まれていないのですが、セキュリティ対策済のdump/restore の最新版をこちらに用意しました。dump/restoreの必要な方はどうぞ。
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sysklogd の DoS アタック(99/12/01)
syslogd, sysklogd(システムやカーネルのログを記録するデーモン)に DoS(Denial of Service)攻撃が可能であることが知られています。local exploit(同じマシンを使っている人からの攻撃)のようですが、新しい 1.3.31 ベースのバイナリを用意しました。
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セキュリティ関連の積み残しの話題(99/11/29)
以下のバイナリもセキュリティホールがあることが知られていますが、まだ更新用のバイナリは用意できていません。
- uum, canuum のバッファオーバーラン
コンソール上で日本語変換をする uum(Wnn 用)、canuum(Canna 用)にバッファーオーバランのセキュリティホールが見つかっています。同じマシンを使っている人からの local exploit ですが、複数人で一台のマシンを使っている環境で気になる人は uum、canuum を削除するか、sticky bit を落しておくようにお勧めします。
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Plamo Linux 1.4.5 CD-ROM について(99/11/28)
Plamo Linux 安定版(1.4 シリーズ)の最新版(1.4.5)が技術評論社から発行された「改訂版 PC UNIX ユーザのためのPostgreSQL 完全攻略ガイド」(ISBN4-7741-0890-1)に収録されています。このバージョンではLinux/98 カーネルを 2.1.57Rev019 ベースにしていますので、PC-98x1 のユーザの方は少し幸せになれるかも知れません。
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CD-R 配布の停滞について(99/11/28)
最近、公私ともに多忙のため、Plamo LinuxのCD-R配布希望に対応できない状態ですm(_ _)m。メーリングリストでお願いすれば焼いてくれる人が見つかることもありますので、CD-Rが必要な方はMLの方で問い合せてみてください。
現在、ML宛のメールには何とか反応していますが、個人宛のメールには反応できない状態が続いています m(_ _)m
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日経WinPC 8 月号付録 CD-ROM の問題点(99/08/11)
日経WinPC 8 月号付録 CD-ROM に収録された Plamo/98 には、いくつかパッケージの問題があって、cat や tar 等の基本的なコマンドがインストールされないという問題があるそうです。問題が発生するファイルは umsprogs.tgz、zoneinfo.tgz、tar.tgz、tcsh.tgz、txtutils.tgz だそうです。これらのパッケージを FTP サイトからダウンロードして installpkg でインストールし直せば問題は解決するように思うのですが、残念ながら当方には該当の CD-ROM が無いため、これ以上の詳細については不明です。
日経WinPC編集部から、該当誌はいただいたのですが、最近は2.2の作業に追われてチェックできていません m(_ _)m
近日中にチェックしたいと思っていますが、果していつのになることやら(^^;)
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動作機種リスト
大西@ぷれこむ さまが、ノート PC を中心に、Plamo Linux の 動作確認機種のリストを作ってくれました。お手元の機種にインストールされる際の参考にしてください。また、新しい動作確認機種情報も随時募集中なので御協力をお願いします。
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AT/Install/Cyber/bootdsk の問題 (99/03/10)
UNIX USERS 4 月号、「Linux インストールキット 2e」(トッパン)に収録されている AT/Install/Cyber/bootdsk は LILO を更新し忘れて起動しないというトラブルがあります。
ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-1.4/AT/Install/Cyber/bootdskをダウンロードして
使うか、別に Linux が起動しているマシンがあれば、bootdsk を書き出したフロッピーを使って
# mount /dev/fd0 /fd
# lilo -r /fd
# umount /fd
と実行すれば、FD の LILO が更新されて起動可能になります。
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Plamo Linux のインストールビデオができました
Plamo Linux のインストール過程を収録したビデオが mpeg 化されました。
そのさわりをこちらから見ることができます。
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bootdsk の作成方法について
bootdsk は Linux のファイルシステムをそのままファイルに書き出した状態になっているので、DOS/Windows の copy コマンドでは FD にコピーできません。bootdsk を作成する際は AT/Install/RAWRITE.EXE(PC 互換機の場合)か 98/Install/makefd.bat(NEC PC98 シリーズの場合、直接書き出す場合は 98/Install/Dosutils/dd98.exe)コマンドを使って書き出してください。
rawrite.exe を起動すると、書き出す bootdsk の種類や書き出し先の FD の位置を尋ねてくるので、それらに答えてください。
D:\AT\INSTALL>
RaWrite 1.3 - Write disk file to raw floppy diskette
Enter source file name: DESKTOP\bootdsk
Enter destination drive: A;
Please insert a formatted diskette into drive a: and press -ENTER- :
Number of sector per track for this disk is 18
Writing image to drive A:. Precc ^C to abort.
Track: 79 Head: 1 Sector: 16
Done.
なお、bootdsk イメージは 1,474,560 バイトあって FD 一枚に入らないように見えますが、FD の 1.44M は 1024kb = 1MB 換算になっているので、1,474,560 バイト = 1.44MB です。
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What's Plamo ?
かなり古くなってしまいいましたが、Plamo Linux についてまとめた HOWTO です。
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Plamo Linux のバージョン
- Plamo Linux 2.0
現在開発中のバージョンです。kernel 2.2.10 +pcmcia-cs-3.0.13 を使っています。公開しているのはAT版のみで、PC-98x1用は現在準備中です。
- Plamo Linux 1.4.x
Plamo Linux の安定版です。UU 誌 99/7 月号、SD 誌 99/7 月号に収録されたバージョンです。
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バグ情報
contrib/Converter/alien603.tgz で rpm 形式のパッケージを tgz 形式に変換すると /usr/bin 等のパーミッションが drwx------ のようになって、そのままインストールすると一般ユーザからコマンドが使用できなくなります。
これは新しいバージョンの rpm の仕様のようで、現時点では対応できません。申しわけありませんが、rpm を tgz に変換する際には、事前に手動でパーミッションを修正してください。deb 形式を変換する際には、この種の問題は発生しないようです。
Slackware に付属の rpm2targz スクリプトでは、変換時に自動的にパーミッションを変更する機能を持っているので、こちらを使って変換する方がいいかも知れません。
- Plamo Linux User FAQ
メーリングリストの皆さんから寄せられた Plamo Linux のFAQ リストです。
- サポート ML
Plamo Linux のサポート ML についての情報です。